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科学的に理想のシャンプーのやり方。ゴシゴシせずに浮かせて落とす!

くせ毛ヘアケア

AUTHOR

田中 良宣
B.Products Taco オーナー
B.Products Taco オーナー。業界屈指の毛髪に関する知識を持ち、サロンワークだけでなく講習会など多方面に活躍している。

『良いシャンプーが欲しい』

『さらさらになるシャンプーが欲しい』

『つやつやになるシャンプーが欲しい』

そう思って、色んなシャンプーをとっかえひっかえしながら、自分に合うシャンプーが分からないと困っている方も多くなっています。

何か自分に合ったシャンプーを選べば、一気に髪がよくなる・・・。そう考えている人も多いのではないでしょうか。

ですが、シャンプーを選ぶ前に『正しいシャンプーのやり方』を知っていないと、全て意味がありません。

そもそも、

  • シャンプーは何のために行うのか?
  • 使い方は本当に合っているのか?

など、大前提の部分が間違っている人もかなり多いです。

今回は毛髪科学に詳しい、B. Products Tacoオーナーの田中良宣さんに、『科学的に理想のシャンプーのやり方』について解説してもらいました。

今まで聞いたことがないビックリするような方法が、意外と有効だったり、さらにお財布にも優しい方法を教えて下さいました。

田中良宣 / B.Products Taco オーナー

毛髪科学に関する豊富な知識を持ち合わせており、サロンワークだけでなく講習会など多方面に活躍している。『タコさん』という愛称で親しまれている。

科学的に理想的なシャンプーのやり方

結論から言うと、『強いシャンプー』と『弱いシャンプー』の2つを用意するのを僕はおすすめしています。

ここで言う『強い』『弱い』というのは、洗浄力のことです。

大ざっぱな流れとしては、

  1. 強めのシャンプーを薄く使って、まずは油を浮かせる
  2. 一度洗い流す
  3. 好きなシャンプーを使って仕上げる

という形ですね。

もう少し詳しく説明していきます。

1回目は『強いシャンプー』を使って表面の油や汚れを落とす

『洗浄力の強いシャンプーは良くない』という事も聞いたことがあるかもしれませんが、そもそもシャンプーは『油や汚れを落とすもの』です。

しっかり洗えるのは良い事です。

ですが、それでも『洗浄力の強いシャンプーは良くない』と言われてしまうのは、ゴシゴシしすぎるからなんですよね。

はっきり言って、実はシャンプー自体にゴシゴシする価値はほとんどありません。

油は浮かせて落とせばいい話です。

やり方のポイントは『ゴシゴシしない』こと

まずは表面の汚れや油分を落としたいわけだから、浮かせて落とせばいいんです。

それを、わざわざ洗浄力の強いシャンプーでさらにゴシゴシやってしまうから、余分に中の油分まで取ってしまうんですよね。

さらに、『シャンプーを手にたくさん取って、そのままべちゃっと付けてしまう』といった使い方をするからよくないんです。

少なめに取って、水を少し混ぜて手のひらに伸ばして、髪になじませればいいんです。

油を落とすなら、実は市販のシャンプーで十分

例えば、育毛系のシャンプーなんかはかなり洗浄力が強い事が多い。ひと昔前の、市販のシャンプーも洗浄力が強いものが多いですよね。

これらは一般的には刺激が強いとされます。

しかし、今話したようにちゃんと用途を理解して使えば、1回目のシャンプーとしては全く問題がありません。お財布にも優しいですしね。

なので、一回目のシャンプーで一番お勧めなのは一昔前の市販のシャンプーです。

『メリット』などがそうですね。

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洗浄力が強く、余分な皮膜もないので、使い方さえ間違えなければ洗い落とす用のシャンプーとしては十分です。

もちろん高価なサロンシャンプーでやっても良いですが、2回も使うとなるとコストパフォーマンスも悪いですよね。洗浄力も弱い場合が多いので量も時間も余分にかかります。

それが一昔前の市販のシャンプーを使えば、半分くらいの量で十分になります。

髪になじませて、油を浮かして、落とすだけ

油を落とすためのシャンプーは油を流すためなのに、油を浮かす前に流すと意味ないですよね。だから、ゴシゴシやっても意味はありません。

1回目のシャンプーでは髪の毛の周りの油だけを取るのが目的。

だから、以下の流れで洗って下さい。

  1. 軽く手にとって、少し水分で濡らして薄める。
  2. 手に取ったシャンプーを手のひらに広げる。(※間違っても塊のままべちゃっと髪に付けるのはNGです。)
  3. 毛先から髪の毛全体になじませたらゴシゴシせずしばらく置く。
  4. 30秒~1分くらい置いたら油が十分浮いてきます。
  5. あとは流すだけ。

これで十分です。

2回目はお好みのシャンプーで

それから2回目のシャンプーですが、これは好きな質感・仕上がりや匂いを付けるため。

ですので、こちらもあまりゴシゴシする必要はありません。

その後ヘッドマッサージも行うと良いですが、これはシャンプーを流してからお湯で行っても同じなので流してからで大丈夫です。

シャンプーを付けたままヘッドマッサージを行うと、髪の中の油分まで余分に取ってしまう可能性があります。

むしろ、トリートメントを毛先につけて、しばらく置いている間に行うくらいの方が良いかも知れません。その際トリートメントは地肌には付けない方が良いですね。

シャンプーの目的と意味を理解して、正しいやり方で

以上、科学的に理想的なシャンプーのやり方を説明してきました。

『ゴシゴシしない』というのがビックリされた方も多いかも知れません。

しかし、冷静に考えてみて下さい。

髪の毛は繊維ですよね?

繊維をゴシゴシしても意味はないです。

肌でもそうですが、油はゴシゴシせず浮かせて落とすものです。

スプレーでガッチガチに固めていたりとか、そういった場合は軽くゴシゴシしてもいいかもしれませんが、基本的に必要ありませんからね。

ぜひ参考にしてください。

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