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縮毛矯正をした後に根元が曲がっている原因と対処法について解説!

くせ毛スタイリング

AUTHOR

梅澤和宏
charm hair resort オーナー
大阪の天神橋筋六丁目にあるcharm hair resort オーナースタイリスト。縮毛矯正とトリートメントに力を入れたメニューを展開し、自身のブログ(http://kazuhiro-umezawa.net/)でも精力的に発信している。

TEMPER magazine編集部のシロハヤです。
今回もLINE@に寄せられたご質問に、お答えいただきました。
今回の質問はこちら。

読者さん

縮毛強制したんですけど根元から曲がっていて、そこをうまく曲げて思い通りのヘアスタイルにできません。どうスタイルリングしたらいいですか?

ふむふむ、縮毛矯正をして思ったよりもまっすぐになって、自分のイメージとは違う方向に曲がっている状態でしょうか。

確かに縮毛矯正をかけるとセットするのが難しいときってありますよね。

ということで、今回は『縮毛矯正後に、髪の根元が変な方向に向いてしまっている場合の原因と対処法』について、縮毛矯正とトリートメントが自慢の美容室「charm」の梅澤和宏さんにお答え頂きました。

梅澤 和宏

大阪の天神橋筋六丁目にあるcharm hair resort オーナースタイリスト。縮毛矯正とトリートメントに力を入れたメニューを展開し、自身のブログ(http://kazuhiro-umezawa.net/)でも精力的に発信している。

ご質問ありがとうございます。

その感じだと、すでに縮毛矯正を施術して、根元が自分のイメージとは違う方向に曲がってしまっているという状態かなと思います。

もしそうならちょっと難しいですね…

もしかしたら、縮毛矯正が失敗している可能性があります。その状態で無理にアイロンで曲げたりを繰り返していると最悪の場合、髪が切れてしまうケースもあるので気を付けてください。

難しいですが、髪が切れるという最悪のケースを防ぐための対処法を紹介します。

ということで今回は、

  • 髪が切れるという最悪のケースを防ぐ方法
  • 髪の曲がりをスタイリングで調整する際のコツ

について解説していきます。参考になれば幸いです。

縮毛矯正をして根元が曲がっている原因とは?

縮毛矯正の施術をした後で、根元が曲がっている原因はなんでしょうか。

施術後に根元が曲がってしまうことについて、考えられる主な原因は2つあります。

①おそらく縮毛矯正時のアイロンで失敗している

言いづらいですが、おそらく縮毛矯正の施術ミスである可能性が高いです。

詳しく言うと、縮毛矯正の施術時にアイロンをしますよね。

その時のアイロンのやり方に問題があった可能性があります。

本来なら施術する人の生えぐせを見て、その毛流れに沿ってアイロンをかけます。

ただ、毛流れとは反対の方向にアイロンをしてしまうと、根元が曲がるような状態になるケースがあります。

正直、縮毛矯正をして根元が曲がってしまうのは稀ですが、慣れてない美容室さんだとそうなってしまうかもしれません。

②生えぐせに特徴がある

縮毛矯正時のアイロンは、基本的に生えぐせに沿ってアイロンをかけます。

ただし、生えぐせが特殊な方だといろんな方向に髪が生えている場合があります。

そうすると、毛流れにそってアイロンをできていない箇所が出てしまい、根元が曲がってしまうようなことが起こります。

いつも根元が曲がってしまうような方は、生えぐせが特殊かもしれないので、施術前に美容師さんにその旨を伝えて見てもらうと良いですね。

ただ、勘違いしないように言っておくと、縮毛矯正で曲がってしまっている髪の毛を反対に直すのは難しいですが、元々の生えぐせと反対にするのはスタイリング次第で可能なので覚えておいてください。

縮毛矯正で根元が曲がってしまったときの対処法

縮毛矯正で根元が曲がってしまった場合どうしたらいいのか…

今回は具体的な対処法を紹介しておきます。

すでに根元が曲がってしまっている方でも最悪のケースを避けるために、ぜひ見ておいてください。

無理矢理アイロンで直そうとすると髪が切れてしまう場合もある

はじめに言っておくと、髪の根元が曲がっている状態で無理矢理アイロンを使って直そうとすると、最悪の場合、髪の毛が切れてしまうおそれがあります。

縮毛矯正は、みなさんが思っているよりダメージが大きいです。

しかも、根元が曲がっているということは髪の毛には相当な負荷がかかっています。

そこに、アイロンを使って何度も何度もダメージを与えていると、キューティクルが耐えきれずにそのうち髪が切れてしまう可能性があります。

なので、根元が曲がってしまっている場合、無理にアイロンで直そうとするのはやめておくのが賢明です。

では、どうしたらいいのか対処法をこれから解説します。

一番の対処法は触らないこと

縮毛矯正で根元が曲がってしまったら、触らないことが一番の対処法です。

「触らないことって、それ対処法じゃないやんけ!」と言われそうですが、髪の毛が切れるという最悪のケースを避けるためには仕方ありません。

また縮毛矯正がかけられるくらいまで髪が伸びるのを待つしかありません。

どうしても直したい場合は、次に紹介する対処法を参考にしていただければと思います。

低温(140~160℃)のアイロンでセットする

根元が曲がっているからどうしても直したい方がいると思います。

そういう方は、セットするときに低温のアイロンを使いましょう。

アイロンの温度は140℃~160℃が目安です。

それ以上高い温度だと、何度も言っているように髪が切れてしまう可能性もあるのでやめておきましょう。

アイロンをする際のポイントとしては、完全に曲がっているのを直すのは難しいので、マシになる程度にしておくことです。

縮毛矯正をしている方がアイロンをしてセットするときのポイント

最後に縮毛矯正をしている方がアイロンをする際のポイントを紹介しておきます。

縮毛矯正はあくまでベースだと知っておく

縮毛矯正の本来の目的は、あくまで髪の毛をまっすぐにしてベースを作ることです。

縮毛矯正をしたらセットしなくていい。というわけではなく、そこからセットできる状態にするというイメージですね。

なので、縮毛矯正をしている方はアイロンを使って丸みをつけるとセットしやすくなるのでぜひ試してみてください。

セット前に160~180℃のアイロンで毛流れに沿って巻くイメージでする

縮毛矯正をしている方がアイロンをするときは、毛流れに沿って巻くようなイメージでするといい感じに仕上がってセットしやすくなります。

アイロンの温度は160℃~180℃が目安です。

くせをまっすぐにしたいときは180℃、セットするときは160℃くらいがいいですね。

毛流れに沿って巻くようなイメージで丸みをつけるのがポイントです。

カールアイロンじゃなく、普通のストレートアイロンでもできるので意識してやってみてください。

アイロンの技術は数をこなして上手くなるしかない

「どうしたら上手くアイロンができますか?」とよく聞かれますが、数をこなして慣れるしかありません。

自分の髪で何度も何度も練習して慣れていくしかありません。

そうすると自分のイメージに合うようなアイロンのやり方がなんとなくわかってきます。

どうしても慣れない方は、美容師さんに遠慮なく聞いてみるといいですね。

もちろんぼくに聞いていただくのは大歓迎です。縮毛矯正とトリートメントが自慢の美容室「charm」にいるので、いつでもお待ちしております。

注意点として、あまりやりすぎると髪がいたんで切れてしまうので、ほどほどにしておきましょう。

まとめ

縮毛矯正をして根元が曲がってしまう原因は、縮毛矯正時のアイロンに問題がある可能性が高いです。

なので、いつも根元が曲がってしまう人は事前に美容師さんに伝えて生えぐせに注意してアイロンをしてもらうようにするといいでしょう。

もしも、根元が曲がってしまったら低温(140℃~160℃)のアイロンで、完全に戻そうとはせず、少し直すという気持ち程度に使うのがポイントです。

ということで、縮毛矯正後に、髪の根元が変な方向に向いてしまっている場合の原因と対処法を解説しました。参考になれば幸いです。

どうしても失敗したくないという方は、縮毛矯正とトリートメントが自慢の美容室「charm」にきていただければ、自信を持って施術させていただきます。

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