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市販の縮毛矯正・ストレートパーマはアリか?ナシか?について

縮毛矯正・ストレートパーマ

AUTHOR

青葉 岳史
salon ABA オーナー
salon ABAオーナー。1cmという短さからでも縮毛矯正が可能な、業界屈指の男性縮毛矯正の職人。技術だけでなく、お客様の悩みを理解し、心に寄り添った接客・カウンセリングにも定評がある。

こんにちは。男性専門の縮毛矯正の職人、salonABAの青葉岳史です。

 

美容室に行くと値段が高い・・・では、市販の薬剤でストレートパーマ・縮毛矯正をやってみるのはどうだろう?

 

と一度は考えた事のある方も多いと思います。

 

この『市販品の縮毛矯正・ストレートパーマについて』は、非常によく聞かれる質問の1つです。

 

本日は、市販の縮毛矯正やセルフでのストレートパーマなどがアリかナシか、縮毛矯正の職人の立場からご意見を書かせて頂こうと思います。

 

ストレートパーマなどの市販品はプロの行うものとは違います

ストレートパーマ・縮毛矯正などの市販品は、私たちプロの使用しているものとは違います。

 

プロたちはその薬剤前後に髪が痛まないように処理をしたり、髪の状態によって柔軟に変化させながら施術を行っています。

 

プロはダメージなどに合わせて薬剤や放置時間を微妙な感覚で調整しすることによって、最大限髪に痛みが出ないように注意を払って施術しています。

 

この『髪が痛まないような処理や調整』が一般の方にはできないので、市販品はお勧めしていません。

 

口コミなどでは、『市販品でも問題ない』などと言われたりしているようですが、ストレートになってもプロが行うものとは持続期間が全く違います。

 

そして、痛み方(ダメージ)が全く違います。

 

市販品で縮毛矯正やストレートパーマを行うとかなり痛みます

市販品で行う縮毛矯正・ストレートパーマは、私たちプロの美容師・理容師が縮毛矯正・ストレートパーマの施術を行うよりもかなり痛みます。

 

元から痛んでいる場合、最悪は薬液を付けた所から切れる場合もあります。

 

一度痛んだ髪は、生えかわるまで元には戻りません。

 

痛んだ後から後悔してどれだけ高価なトリートメントを行おうが、ホームケアを必死に頑張ろうが、痛んだ髪は痛んだままです。

 

ですので、口コミなどで市販品(美容用品)の事を勧められていても・・・プロの立場からアドバイスさせて頂くとすれば、絶対にしないほうが髪の為だと言えます。

 

では、プロ用のものを自宅で使用すればいいのでは?

最近では、プロ用の縮毛矯正の薬剤などをインターネットで購入して使用される方もいます。

 

『では、プロ用のものを自宅で使用すれば良いのでは??』

 

と思うかも知れませんが・・・

 

プロ用の薬剤やアイロンなどは問題外(危険)です。

 

一般の人が使用されると、痛む程度では済まなくなる可能性があります。髪が根元から切れてしまったりという可能性が大いにあります。

 

プロが使うからこその業務用です。素人の人が使えるわけがありません。キチンと勉強してこそ使用できるのです。安い(低価格)から・・・という理由で使用すると大変後悔することになるかもしれません。

 

市販品は一般の方でも使用できるように作られています。プロ用を使うよりはマシですが、もし使用されるときは今後の事をよくお考えになってからお使い下さい。

 

痛んだ髪は元には戻らないことをよく考えて

こうした市販品やプロ用でセルフで縮毛矯正・ストレートパーマを行った結果、毛先(特にもみあげなど)がちりちりになっているというお悩みが非常に多いのが現状です。

 

チリチリになる原因の多くは薬液の放置時間・アイロン操作ですが、このチリチリの毛を治すには非常に修正するのに技術力を必要とします。

 

このチリチリは、場合によっては修正ができない場合もあります。

 

もちろん、くせ毛にすごくお悩みで、手軽な市販品に手を出したくなる気持ちは非常に分かります。

 

しかし、この縮毛矯正という技術は美容師でも非常に難易度の高い施術で、一般の方が行うのはかなりのリスクがあることは間違いありません。

 

プロとしては、おすすめは出来ないです。くれぐれもお気を付け下さい。

 

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