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くせ毛対策6パターンのアプローチを紹介。あなたはどれを選ぶ??

コラム

AUTHOR

TONI&GUY AOYAMA / StyleDirector

ロンドン発祥の老舗サロンTONI&GUYのStyleDirector/MarketingManager 。「くせ毛マスター」として、日々サロンワークを行いながら、個人メディアにて情報発信を行う。美容学生や美容師向けの講習、一般紙、業界紙やヘアショー、ファッションショーなどマルチに活動している。 顧客には、くせ毛の方をはじめとしながらも、ファッション関係や有名芸能人など幅広い客層の顧客を抱える。ストレートパーマ(縮毛矯正)、くせ毛を活かしたカットなど、くせ毛に対して幅広い知識と経験をもつエキスパート。

『くせ毛の悩み』と一言で片づけてしまえるほど、くせ毛で悩む方には簡単なことではありません。

長年くせ毛とつきあっていく中で、みんないろんな思いがありますよね。

ちょっとでも、扱いやすい髪になりたい。

そんな思いをどうにかしてあげられたらなと、いつも思っています。参考になる記事を書きますので、今後とも宜しくお願いします。

本日は『くせ毛対策のアプローチの種類』についての記事です。他にもアプローチはありますが、ここでは6パターンのくせ毛の対策アプローチをご紹介いたします。

 

くせ毛対策への様々なアプローチ

ということで、くせ毛をどうにかするには?という点においては様々なアプローチ方法があります。

最近のこのマガジンの記事の中でも、いろんな考え方のくせ毛の達人がいるということが分かると思います。

ざっくり書きますね。

くせ毛対策①くせ毛をまっすぐにする

まず一つ目の対策は、いわずとしれた縮毛矯正やストレートパーマなどのメニューですね。とにかくうねりやごわつきを改善していきます。

ただし、担当する美容師で大きく仕上がりが変わります。場合によってはダメージのリスクが伴います。

特徴

  • 美容師で仕上がりが大きく変わる
  • 場合によってダメージのリスクもある

くせ毛対策②くせ毛をカットのみで活かす

くせ毛の動きや流れを計算しながら、動かしたり、落ち着かせたりしていく対策法です。

これも美容師の技術がものを言いますね。

10人10色のくせ毛をうまく扱うには、法則はありません。

経験がものをいう職人技です。

比較的、ミディアムからショートスタイルの短めのヘアスタイルの場合に相性がいいでしょう。(ロングができないわけではありません。)

ただし、くせ毛の種類によってできる髪型とできない髪型がありますので、お客様の要望どおりになれるとは限りません。

特徴

  • 美容師によって仕上がりが大きく変わる
  • ミディアム~ショートにおすすめ
  • クセによってできない髪型もある

くせ毛対策③くせ毛にパーマをして活かす

このパターンは、ランダムに動くくせ毛にさらにパーマでカールをつけることで、法則性を持たせ扱いやすくする方法です。

もともと癖で曲がってる髪には、パーマとの相性がよく直毛の方と比べるとパーマのカールが持ちやすい傾向にあります。

どちらかというと、自然乾燥でスタイルを仕上げるスタイルがこの場合は、向いているでしょう。

ムーズなどの固めるスタイリング剤に抵抗のない男性なら、なおの事おすすめです。

特徴

  • 自然乾燥で仕上げるスタイルにおすすめ
  • ムースなどの固めるセットにおすすめ

くせ毛対策④くせ毛をヘアケアで扱いやすくする

これは、よくいうトリートメントですね。

一言でトリートメントといっても、ものはピンキリで、なにを使うかがとても難しいです。

美容師の正しい知識と提案がものを言うでしょう。

比較的弱めの癖のかたにおすすめですね

癖によるパサつきを、しっとりさせて艶をだすことで美しくしていきます。

特徴

  • 知識がないと難しい
  • 美容師の提案次第
  • くせが弱めの方におすすめ

くせ毛対策⑤スタイリングでどうにかする

これでどうにかなればみんな苦労しませんよね(笑)

でも、スタイリングがうまくなれば世界が広がります。

そのためには、自分のヘアスタイルにあったスタイリング剤やアイロンといったものを知る、マスターすることが重要です。

間違った使用方法ではうまくいかないし、かえって髪を傷め悪化させる場合もありますので、美容師さんに教わりながら、少しずつ練習していくことがいいでしょう。

毎日1回でも3カ月がんばれば、約90回、1年やれば365回。さすがにうまくなりますよ!!

特徴

  • やり方を間違えると髪を傷めるリスク
  • 自分での練習が必要なので時間がかかる
  • マスターすれば幅が広がるし便利

くせ毛対策⑥頭皮ケアで健康な毛を育てて癖を落ち着かせる

最後に、くせ毛対策には扱いやすくするには健康な毛を生やすことも重要です。

仕事に食生活にと不規則な現代ではそもそも、健康な髪を生やせていない方が多いです。

頭皮の血流をあげ、栄養分をしっかり与え、健康な毛を増やすことで、くせ毛が扱いやすくなることも多々ありますので、日々のシャンプーの重要性など見直して頂くといいと思います。

特徴

  • 効果を感じるまで時間がかかる
  • 効果が分かりにくい
  • 誰でも実践可能で重要

くせ毛の対処には様々な考え方があります

ざっと上げましたが、くせ毛への対策としての考え方は様々です。そして、美容師さんによって言ってることが違うことも多々あります。

それは、くせ毛対策は経験によるものが圧倒的に多いからです。

美容学校やサロンではくせ毛の扱い方なんて習いませんから、だからどれが正解かなんてないわけです。

  • いろいろ試して、
  • 試して試行錯誤して、
  • 美容師も成長して・・・

そうやってくせ毛のお客様を担当しているのです。そして、自分の得意なくせ毛対策を提案していたりします。

ちなみに僕はハイブリット型。上にあげたすべての方法を行います。

どれを選ぶかはお客様とお客様の髪次第ってところです。

 

自分がどうなりたいかは、とても重要です。

ということで、今日はいろいろ書いていきました。

くせ毛の悩みを解決するためには、まず自分がどうなりたいか?これを明確にすることが最も大事なのかなと思います。

だって、僕が癖を活かしましょうっていってそれがうまくいったとしても、ほんとはストレートヘアになりたいのだったら、それって満足しませんよね?

もちろん新しい一面を見つけることはできますが、人の考えを変えるのって一度じゃ難しいんです。

お客様に長年通って頂く中で変化していくことはありますが、一度でそれが変わったケースは本当に少ないです。

だからこそ、初めていく美容院では、髪型というよりは『自分がどうなればhappyなのか?』ということは明確に持っておくことがうまくいく秘訣だと思います。

 

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