くせ毛特化型WEBマガジン「TEMPER magazine」編集部のながももです。
今回も読者さんからLINE@に寄せられたご質問を美容師さんにお答えいただきました。
今回の質問はこちら!
くせ毛だと毎朝の手入れがとても大変ですよね。
もう、縮毛矯正やストレートパーマに頼って、朝のセットの時間を短くしたい!という方も多いはず。でも、ちょっと値段が高いのがネックですよね……。
ということで今回は、『市販と美容室での縮毛矯正・ストレートパーマの違いやおすすめ方法』について、大阪の天神橋筋六丁目にある美容室「charm hair resort」の梅澤和宏さんにお答え頂きました。
梅澤 和宏
大阪の天神橋筋六丁目にあるcharm hair resort オーナースタイリスト。縮毛矯正とトリートメントに力を入れたメニューを展開し、自身のブログ(http://kazuhiro-umezawa.net/)でも精力的に発信している。
ご質問ありがとうございます。
縮毛矯正やストレートパーマを当てたいけれど、高いから市販も検討中というお悩みですね。
確かに、市販の縮毛矯正剤やストレートパーマ剤などを、ドラッグストアなどで見かけることも多くなりました。しかし、安いものには裏があるんです。
今回は、市販の縮毛矯正やストレートパーマの何がいけないのか、おすすめの方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
市販の縮毛矯正やストレートパーマは間違って使うと致命傷に……
市販の縮毛矯正やストレートパーマを使ってはいけない最大の理由は、使い方が難しすぎるということです。
市販の縮毛矯正剤やストレートパーマ剤を使う時には、自分で髪の毛に塗布し、置く時間もしっかりコントロールする必要があります。
この時間を少しでも間違えてしまうと、毛先がチリチリして切れてしまういわゆる『ビビリ毛』が髪の毛にできてしまいます。
こうなってしまうと、もう修復はほぼ不可能。
ビビリ毛になってしまった毛は全て切り、新しい髪の毛が育つまで待つ必要があります。
せっかくの大切な髪の毛がダメになってしまうので、市販の縮毛矯正やストレートパーマを扱うのは非常に難しいでしょう。
縮毛矯正やストレートパーマを当てるなら絶対美容室で!
市販の縮毛矯正やストレートパーマを当ててはいけない理由がわかったところで、美容室で当ててもらう際のポイント3つをご紹介していきます。
縮毛矯正やストレートパーマは時間調整が勝負
縮毛矯正やストレートパーマに使われている材料は、市販のものとそこまで決定的な違いはほとんどありません。
しかし、先ほどもお伝えした通り、パーマ剤を髪に浸透させてからどれだけ待つかが非常に重要となります。
この時間調整をしてくれるのがプロの美容師さん。その時の髪の状況によって大きく関わる放置時間を、しっかり見極めてくれるのでとても安心です。
縮毛矯正やストレートパーマが自慢の美容室へ行こう
縮毛矯正やストレートパーマは、髪の状況をよく見極めた上で設定する、放置時間が非常に大切。
以前かけてもらったからといって、また同じ人がかけても出来上がりに差ができてしまうこともあります。
それくらい、縮毛矯正やストレートパーマはレベルの高い技術があってこそできるもの。
選び方の目安としては、少なくともネットで「縮毛矯正やストレートパーマが得意だ」と謳っている美容室を選びましょう。
薬剤がいいとかではなく、縮毛矯正やストレートパーマに慣れているスタッフがいるということなのです。
美容室を変えるのはOK!
いつも通っている美容室が縮毛矯正やストレートパーマを得意としていなかった場合、美容室を変えることは特に問題ありません。
ただ気をつけたいのは、
- これまでどんなカラーやパーマをしてきて
- 髪がどんな状態だったか
などをしっかり相手に説明する必要があるということ。
そしてストレートにした後再度美容室に行く際には、縮毛矯正やストレートパーマをかけたことを必ず伝えましょう。
初めて行く美容室に行った場合は、美容師さんに髪の状況を自ら説明することが大切です。
市販の縮毛矯正やストレートパーマではなく美容室でお願いしよう
市販の縮毛矯正やストレートパーマは、最悪の場合ビビリ毛になってしまいます。
縮毛矯正やストレートパーマをかける際は、大切な髪のためにも美容室で必ずかけることが大切です。
ぜひ、美容室で素敵な髪型にしてもらってくださいね。
縮毛矯正やストレートパーマで市販に売っているものは大丈夫なのでしょうか?
美容室でするのと何が違いますか?