こんにちは、ロンドン発祥の老舗サロン「TONI&GUY」青山の『くせ毛マスター』淺野 卓矢です。
くせ毛をお持ちの方が気になることは
- 縮毛矯正をかける頻度
- くせ毛は治るのか
などではないでしょうか?
くせ毛の方は、この問題を解決するために、縮毛矯正やストレートパーマをかけに来店をされます。ですが、徐々に施術をする回数や頻度が少なくなっているんです。
今回は、美容師の仕事をしている中で感じた
- なぜ縮毛矯正やストレートパーマをかける頻度や回数が少なくなっているのか
- お客さんはどう感じているのか
についてお伝えできたらと思います。
Contents
縮毛矯正をかける際「くせ自体も弱くなってきた」と言う人が多い
僕は、お客さんが来店された際、髪の毛のケアについてなどアドバイスをしています。その結果か縮毛矯正をかける際、「くせ自体も弱くなってきた」と仰るお客さんが多くなってきました。
しっかりハリのある髪の毛が生えてきた方々が多くなり、くせ毛自体が少なくなっているのかもしれないです。
また、縮毛矯正とは定期的にかけ続け、時間が経つとまとまりやすくなっていきます。髪の毛がまとまるので、かける頻度が気にならなくなってくるようですね。
それでも、前髪の内側は短いので、2カ月ほど経つとうねりが気になる方も多いです。そのため、前髪側だけ縮毛矯正を定期的にかける方もいますが、髪全体は気にならないと言う方も多くなってきましたね。
男性のお客さんでは縮毛矯正自体を辞める人が多くなった
また、男性のお客さんは全体的に
- ストレートパーマ・縮毛矯正をかけない
- 徐々にかけること自体を辞める
など、そもそも施術をストップする方も多くなっています。
髪の毛の質は年齢とともに変わります。ですが、髪の毛のカットでくせが収まることもあるので、くせ自体も気にならなくなっているのかもしれません。
「真っすぐに伸ばさなきゃいけない」との考え方が変わっている
また、僕たち美容師がお客さんが来店された際、カウンセリングではないですが、どういう提案をするかによっても頻度が変わってくると思いますね。
くせ毛を持っている方々は、「コンプレックスを無くしたい」との想いが強くて来店される方もいます。
その際、美容師はお客さんとの会話を通して、くせ毛をコンプレックスだと思わせない提案ができると「縮毛矯正やストレートパーマをかけなくても良い」との考えをお客さんに持っていただけると感じています。
- おすすめの髪型を提案する
- カットなどの施術を行なう
- 次第に縮毛矯正をかける頻度が少なくなる
- 縮毛矯正をかける期間が延びても良い
と思えるようになっていかれるみたいですね。
こちらの記事で、「くせ毛=悩みとは限らない。要は考え方次第。」と考えている理由を詳しく書いているのでぜひご覧ください。
正しい方法で縮毛矯正をかけると根元のくせ毛にも馴染んでくる
正しい方法で縮毛矯正をかけると、根元も自然にストレートと馴染んできて、かける回数も減っていきます。
強い縮毛矯正をかけるのは、かけた部分との境目が気になるからです。パキッと真っすぐなストレートパーマをかけると、うねりが出始めたら気になるもの。
ですが、境目が真っすぐな髪の毛に自然と馴染んでいけば、かける頻度は自ずと少なくなっていきます。
期間が長くなり、うねりがある状態に慣れる人もいるようです。
まとめ:信頼できる美容師さんを見つけて通い続けると回数が減りくせ毛に慣れていく
縮毛矯正やストレートパーマをかける回数が減り、期間が長くなっているのは
- くせ自体が次第に弱くなる
- うねりがある状態に慣れる
などが理由で、最終的に「かけなくても良くない?」と思えてくるようです。
とは言え、髪の毛はミリ単位で施術方法も変わります。
- 髪の毛のダメージ
- 何年前から生えているのか
など、カットから縮毛矯正などお客さんに合う方法を美容師がカウンセリングしていきます。
なので、くせ毛と長く付き合う上で、信頼できる美容師さんを見つけて通い続けることができなければ、髪の毛の質も変わらないと思いますよ。
くせ毛の悩みは、美容室に一度来ただけでは解決できるものではないので、一定期間は通ってほしいですね。
僕の美容室に来ていただければ、くせ毛についてアドバイスや正しいケア方法もお伝えできるのでぜひお越しください!