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くせ毛は治るのか。その答えは・・・?くせ毛の構造と適切なケア方法について。

くせ毛ヘアケア

AUTHOR

梅澤和宏
charm hair resort オーナー
大阪の天神橋筋六丁目にあるcharm hair resort オーナースタイリスト。縮毛矯正とトリートメントに力を入れたメニューを展開し、自身のブログ(http://kazuhiro-umezawa.net/)でも精力的に発信している。

大阪の梅田から近い天神橋筋六丁目で、縮毛矯正とトリートメントが自慢の美容室「charm」のウメザワです。

 

先にタイトルの、『くせ毛は治るのか??』ということについての答えをお伝えしますね。

 

NOです。

 

最初に衝撃的事実を告げてしまい申し訳ありません。

 

この記事で説明致しますので、くせ毛ケアの参考にしていただければ幸いです。

 

くせ毛の構造

引用:https://allabout.co.jp/gm/gc/5538/

 

上の写真のように、癖になる原因は実は『生えてくる前』にあるんです。

 

髪の毛を作る毛根の部分が、

 

  • 真っ直ぐになってるのか
  • 曲がっているのか

 

によって変わります。

 

あとは、毛根の形が綺麗な円形なのかどうか?でも変わります。

 

つまり、綺麗な円形で毛根が真っ直ぐになっていれば、そのまま真っ直ぐな直毛となります。しかし、形がゆがんでいたりすると、髪の毛が曲がってはえてしまい癖毛となります。

 

上記の種類以外でも

  • 捻転波状毛:髪の毛が捩れている癖
  • 連珠毛:触るとぼこぼこしてる癖

この2つの癖毛は縮毛矯正しても完全な真っ直ぐにはなりません。矯正のかけ方を工夫し、癖をいかしつつの矯正をおススメします。

 

癖毛はどのようにケアすればいいのか?

ここからは美容師によっても見解変わりますが、私の見解でお話いたします。

 

くせ毛の方は深く悩んでることが多いので、「少しでも良くしよう!」という思いから、癖毛用のシャンプーやトリートメントを使ってる方が多いです。

 

私は『これはやめて下さい!』と伝えています。

 

くせ毛用のシャンプー・トリートメントは油成分が多い

その理由は、多くのくせ毛用のシャンプーは油成分を多くなっているから。髪の毛を重たくして癖を伸ばすように作られています

 

油成分を多くすると、髪の毛の質感はぼっさりとしたごわついた感じになります。

 

その結果、矯正をかける時などに薬剤の浸透を邪魔してしまいます。

 

髪の毛の水分と油分を適切なバランスに

くせ毛は構造上、どうしても乾燥しやすくパサついてしまいます。

 

皆さん髪の毛がパサパサしてると感じていませんか?

 

これはダメージではないの安心して下さい。髪の毛が乾燥しているだけです。

 

この、乾燥している髪が雨などの湿気をスポンジのように吸収してしまうと、一気に癖が出てきてしまいます。

 

そのため、髪の毛の水分と油分を適切な状態に整えてあげると、髪の毛は癖がおさまるようになります。

【ポイント】

髪の毛の水分と油分を適切な状態に整えてあげること。

 

しっかりとケアを行うこと

くせ毛用のヘアケア剤なんか使わなくても、美容室のヘアケア剤を使うのが1番です。

 

過剰な油分で髪の毛を重たくし、おさまるようにしても害しかありません。

 

それよりもシャンプーしてトリートメントをし、流さないトリートメントをつけて乾かして下さい。

 

しっかりこれらのケアだけはするようにして下さい。これだけで癖の出方は変わります。

 

1番の解決策は縮毛矯正

とはいえ、1番の解決策はやっぱり縮毛矯正です。

 

多くの方は『そんなこと知ってるよ!!』って思ったかもしれませんが、

 

毎日アイロンをし、髪の毛を痛ませて乾燥しやすい髪の毛を作っていた・・・

 

ということはありませんか?

 

乾燥しやすい髪を作るということは、癖が出やすい髪を作るということ。

 

毎日アイロンするより、1回縮毛矯正をして数ヶ月アイロンいらずの方が髪の毛には圧倒的に良いです。

 

1度あてたところに矯正は必要ないので、伸びた根元だけを再度矯正すれば髪のコンディションを保つこともできます。

 

charmの縮毛矯正

特にcharmの縮毛矯正は

ダメージが少なく、サラサラでツヤツヤになる特殊な縮毛矯正をしていますのでご相談下さい。

 

他とはやり方から違います!!

 

毎日アイロンしている方は矯正をすることをおススメします。

 

癖が出にくいスタイリング方法

それでも、実際には矯正をするのではなくアイロンを使う方もいると思います。

 

そんな方は、以下の方法は覚えておいて下さい。

 

アイロンをする前に、流さないトリートメントをつける

アイロンをする前に洗い流さないトリートメントを付けること。

 

先に水分と油分を髪の毛に補充することにより、余計な水分を吸わなくなります。結果、アイロンのもちが大幅にアップします。

 

温度は180度を推奨します。

 

低温の場合なかなか癖が伸びず、結果髪の毛に長時間熱を当てたりしていませんか?

 

低温とはいえ、100度以上あるアイロンを長時間髪の毛にあてると髪の毛はダメージを受けます。その結果乾燥しやすいダメージ毛になってしまいます。

高温の場合、200度以上上がるアイロンも市販で多くありますがこれは問答無用でダメージになります。例え短時間でもダメージに繋がるためおススメしません。

 

適温は180度

 

この温度でしたらさっと通すだけでも癖は伸びます。伸びにくい方は3秒ぐらいでしたら熱をためても大丈夫です。

 

アイロンで真っ直ぐにしたあとは、スプレータイプのトリートメントをつけるかスプレータイプのスタイリング剤をつけて下さい。

 

これで最大限アイロンの効果を伸ばすことができます。

 

最後に

以上、くせ毛を治るのか?という話と、おすすめの対処法でした。

 

癖は治すことはできませんが、上手に付き合えば気になりにくくはなります。

 

しっかり美容師の方と相談して悩みを改善していって下さいね!

 

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